こんにちは、ウォーカーです!
皆さんは自分のトレードスタイル、トレード手法をお持ちでしょうか?
ただなけなしにトレードしたり、勉強した後の裁量のみでトレードしているならば今すぐにやめましょう。
FXは手法なしには勝てないゲームだからです。
今回の記事では、私たちを勝ち組へと導いてくれるFXの手法が「なぜシンプルであるべきなのか」を徹底アプローチしてきます。
初心者向け度
重要度
難易度

本記事は以下のような方にお勧めです
- FXの手法構築がまだな方
- 手法作りで迷走している方
- 複雑な手法で運用している方
- トレードをする度に疲れてしまう方
どんな世界でも一流のものには、考え抜かれたシンプルさがあります。誰がみても理解できるけれど、そこに至るまでに相当な経験や時間の厚みを感じるものが多いですよね。
本記事を通して、難解複雑に見えるFXの世界を少しでもシンプルに戦い抜いていきましょう!
ではさっそく。。。
シンプルでないと続かない


まずは一つ目です。
シンプルでないトレードは継続が困難だから。
ブレない姿勢で一貫したトレードを継続することは勝ち続けるための要です。
複雑なトレードをしていては、ちょっと日常が忙しくなったりすると手法通りのトレードの遂行が困難になってしまいます。手法通りにできないということは、勝てる手法でもトントンの手法に型落ちするということ。せっかく血と涙の結晶として巡り会えた手法を、誰しも無駄にしたくはないですよね。。
ここで一つ疑問になってくるのが、何をもって手法のシンプルさ複雑さを判断するのか?
シンプルである手法は小学生に説明しても理解してもらえるような手法です。シンプルさの判断項目として以下5点を用意しました。
- インジケーターの種類が1〜2つである。
- エントリーポイントが明確である。
- 利確ポイントが明確である。
- 損切りポイントが明確である。
- 1トレードの許容損失額(割合)が決まっている。
この5点についてはすべて満たしていることが条件です。一つでも欠けているならば勝ち続けることは困難ですし、勝てていけたとしても途中で資金管理的に失速してしまう可能性があります。これらの大きな理由は次の見出しで解説していきます。


シンプルでないとデータがとれない


二つ目です。
先の見出しでも触れたように、シンプルさは資金管理の面で非常に重要になってきます。
もっとストライクに言うなら、
シンプルでないと“検証データ”がとれないからです。
自分の手法を作り上げたとしても検証ができなければ話になりませんよね?正確には検証はできたとしても1トレードを検証するのに費やす時間が莫大になるため、十分な回数の検証作業を積むことが困難になってしまいます。以下の記事でもお話ししているように、実践で使う信用レベルに持っていくには1000回の検証作業は必須だと私は考えています。


検証データがとれなければ、トレード自体の期待値や最大ドローダウンもわかりません。
その結果として資金管理を完全にコントロールできない状況に陥ってしまうのです。資金管理ができていないのは、車の運転手がシートベルトをしていないようなもので、もしもの時に事故に遭ってしまったら即死確定です。口座破綻一択です。
シンプルでないと改善できない


いよいよ最後の三つ目ですね。
見出しにもある通り、
シンプルでないと手法を改善できないからです。
簡単に言うと、シンプルでない手法は小回りがききません。この先システムや金融商品自体に不具合があった場合に複雑であればあるほど対処に遅れをとりますし、何かイレギュラーが起きた際の原因を追求しにくいのが大きな問題です。
複雑な手法の場合、不具合の原因を見つけたとしても、手法自体の改善にものすごく手間がかかります。一つ一つのルールを見直しながら再検証していかないといけないので。変更点も複雑な上に、検証にも時間がかかっていてはリアルトレードに着手するまでに相当な時間がかかってしまいますよね。。
シンプルな手法はそれに対して単純です。インジケーターにしろ、エントリーポイント、利確、損切りにおいて、もともと明確に決まっているところを少し変更してまた明確にするだけで済みます。このあとすぐに検証作業に移れますし、検証のスピードもサクサク進みます。
そしてこの見出しで最も伝えたかったことですが、シンプルであればあるほど優位に改善作業を進められます。理由は簡単に言うと、改善前と改善後のデータを公平に比較できるからです。
改善作業に時間をかければかけるほど、もったいない効果、いわゆるサンクコストバイアスにかかりやすくなり、手法改善の作業を的確にすすめる大きな障害になってしまいます。


当たり前ですが、改善しようとして真に優位な手法改善ができる瞬間というのはほんの一握りですし、それ以外の「不要であった改善作業」を如何に冷静にゴミ箱に捨てられるかが意外と重要になってくるのです。
まとめ


以上3点が手法がシンプルであるべき理由です。
しかしながら、はじめて手法を作るにあたって最初からシンプルに、、とはまずいきません。
最初の頃は手探りで複雑でもいいから自分が試したいと思う要素を相場に投げかけてみるべきです。この時はまずデモトレードで行うのが基本です。リアルでいきなり試すのは自殺行為ですのでやめておきましょう。
その過程での小さな成功と山のような失敗、その全てが身に染み付いていきます。
相場の成り立ちを肌で感じられるくらいの検証を積めば、相場に対して複雑であるという在り方が如何に無意味であるかが実感できると思います。
そうなったら真に勝ち尽くせるシンプルな手法が完成する日も近いに違いないです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
本記事が皆さんの成功の糧となることを願ってやみません。
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