今月は2勝4敗。だけど週明けの窓で大きく負けたので実質微益な成績。
反省としては債券市場に囚われすぎないこと。マーケットの水準を色々精査しながらトレードしていくと、確かにそれらしいトレードはできる。ただ、その“それらしいトレード”が果たして為替市場のみに徹するシンプルなトレードと比べてどれほどの優位性があるのかを数字で証明するのは困難を極めるし、案外優位性を見出す意味がないのかもしれない。詰まるところ、債券市場もその他マーケットも判断基準にはせずにお守り程度に横目で見ておくのが大切だと思った。
シンプルに目の前のチャートから作られるシナリオを手法通りにこなす。
たったこれだけのことが、人間にとって、特に飽くなき追求をする者にとっては退屈極まりなくて仕方ない。
だからみんな負けていく。勝てるようになってもさらに勝ちたくてイジるから負ける。
今年に入ってDDを抜け出せなくて、手法を回しながらありとあらゆる改善案を一つずつ潰していった。
チャートパターンなんて数万通りは見てきた。
でも大した答えに至らなかった。証明できるデータは砂をひとつまみできる程度で。本当の根幹の部分は何一つ今の手法が間違っていないという事実に辿り着いただけ。ものすごい労力と時間を無駄にしたようにも思えるけれど、その無駄こそがブレないトレードの軸を作っているんだと今なら確信できる。







